天候に恵まれ、100名近くの方が参加されました。急な斜面を登って現場に向かいます。
平野を見下ろす尾根に、いくつもの古墳が築かれています。これらの古墳は一度に築かれたものではなく、前期から中期にかけて連綿と営まれたものです。時期によって、一つの墳丘に営まれた埋葬施設の数が異なっています。また、埋葬施設も、木棺、石棺、土器棺などバリエーションに富んでいます。青銅鏡、鉄製品(武器・農具・工具)、玉類といった副葬品も出土しています。
21号墳の第3主体部は石棺です。担当者が熱心に説明しています。
22号墳の第1主体部と第2主体部は「組み合わせ式木棺」です。参加者の皆さんも耳を傾けて説明を聞いています。
説明会と同時に、ライブ配信(GENBAビューイング)も実施しました。当館メインホールで配信をご覧になった方もいらっしゃると思います。
現場見学の後は、出土遺物についての説明がありました。
皆さん、長時間お疲れさまでした。