12月4日(土)古代体験講座「古代人の生活体験(後編)」を開催しました。
今回は古代の道具を使った調理体験をしたあと、大中遺跡の復元住居を探検するというプログラムでした。
まず古代の調理体験からスタートしました。献立は、土器で煮てつくる特製の古代汁と赤米入りのご飯です。
石器を使った調理
石を割って作った包丁で野菜やお肉を切ります。石の包丁は初めてと思いますが、皆さん上手に切っていました。切れ味抜群で、家でも使えそう?
なかなかの切れ味!
ぐつぐつぐつ…お昼ご飯に間に合うように、土器で煮ていきます。
当初の計画では屋外で体験していただく予定でしたが、この日は風が強かったため室内でコンロを使って(ずるをして)加熱しました。
土器を使って調理
野菜やお肉がたっぷり入った古代汁、美味しそうにでき上がりました。
古代人も見たのかな・・・
竹を縦に半分に切った容器にご飯を、竹を横に切ったお椀に古代汁を入れ、竹のお箸を使って、どうぞ召し上がれ!
皆で声を合わせて、「いただきま~す!」
お腹がいっぱいになったあとは、風をよけるために軒下で火おこし体験、石器時代の弓矢の体験、そして弥生時代の史跡・大中遺跡でクイズラリーに挑戦しながら、復元住居を探検しました。
遺跡の中でクイズラリー
クイズラリーで走り回った子どもたちは、竪穴住居の中で一休み。結構広いでしょ。
冷たい風がさえぎられて意外と寒く無かったですね。
竪穴住居の中でほっこり
半日でしたが、古代人の雰囲気を体感していただけましたでしょうか。
博物館では、以下のとおり、様々な古代体験講座を行います。
まだまだ受付中ですので、ぜひ参加してみてください。
・2月6日(日) 10時~15時 「古代の木製農耕具を作って使おう」
高校生以上 参加費700円 定員10名 受付 1月6日まで
・2月13日(日) 10時~14時 「チョコレートと金属の鏡づくり」
小学4年生以上 参加費1200円 定員8名 受付 1月13日まで
申し込みは当館ホームページをご覧ください。