”自己流 子持勾玉”づくりに挑戦!!
今回は”自己流 子持勾玉”づくりに挑戦しました。
私が作りたい”子持勾玉”を設計図に描き、館内のカフェ(神戸風月堂)で購入した黒色勾玉キットで挑戦しました。
考古博の古代体験の作り方とは違いますので、あくまで自己流ということで、ご了承のほどを。
製作工程
黒色勾玉キットの中身と右下の設計図
石材を有効に使うため、勾玉の設計図(平面と側面)を方眼紙に書きます。
キリで紐通し孔をあけ、設計図の粗い斜線部分を砥石で削ります。
両側面の小勾玉を削り残します(削る量が多いので慎重に根気よく!)
全ての小勾玉(外側3個、内側1個、両脇4個)を削りだします。
この時にノギスで小勾玉の大きさを測りながら作業します。
彫刻刀やヤスリで角を削って、丸くします。
細かな作業が続きます。削りすぎに注意!慎重に!
紙やすりで最初は粗いものから、最後は細かいものに使い分け、万遍なく削って完成!!
左:古代体験で作った白い普通の勾玉 右:自分で設計し作った黒い子持勾玉
光沢を出すため、車用のワックスを使いました!おかげで”ピッカピカ”
館内のカフェ(神戸風月堂)で勾玉キットを販売しています(左:白350円、中:ピンク500円、右:黒500円)。
私が設計した子持勾玉を作った際の道具(中央:ノギス、右:ヤスリ、左:彫刻刀、左上:老眼鏡、このほかサンドペーパー、キリなど)
ちなみに、白の普通の勾玉の製作時間は約1時間。
私が設計した子持勾玉製作時間は約8時間! 4日間で仕上げました。とても根気のいる作業です。古代人もたいへんな苦労をして作ったのでしょう。
なお、普通の勾玉をづくりは、当日考古博の体験コーナーに申し出てください。開館日(10:00~12:00・13:30~15:30)に古代体験として勾玉づくりに参加できます。
ご注意:自分流の子持勾玉は考古博の古代体験ではつくれませんので、ご自宅で挑戦してみてください。
お知らせ:考古博の古代体験が実施されます。予約が必要です。
8月24日(土) チャレンジ!本格まが玉づくり 定員20名 対象:小中学生 参加費:600円
8月31日(土) 強力パワー!子持勾玉づくり(基礎編) 定員:15名 対象:小学生以上 参加費:800円
お問合せやご予約は 079-437-5564学習支援課まで