これもタイル?!
珉平焼窯跡の千鳥のなぞ!
7月のメインホール展示コーナーには珉平焼窯跡から出土した”動物たち”が展示されていました。
その中でも平らな板状の”ちどり”が・・・
「淡路島 かよふ千鳥の 鳴く声に いく夜寝覚めぬ 須磨の関守」
源 兼昌が詠んだ百人一首78番にあるように、淡路島に千鳥が有名!
淡路島で江戸時代後期に創業した珉平焼でしたが、明治18年に淡陶社(だんとうしゃ)が珉平焼の窯を継ぎます。それ以来明治時代に淡陶社の社印には”千鳥”が用いられます。
下の写真の”千鳥”は明治時代につくられた千鳥の”形象タイル”というものです。
失敗品として捨てられました。
完成品があるはずですが、まだ使われたところが判っていません。
完成品があるはずですが、まだ使われたところが判っていません。
どなたかこの”千鳥”を見られた方は考古博までご一報を!!
型に土を押し込めてつくられた”千鳥”の形象タイル
明治40年代のタイル(裏面)中央に淡陶会社の商標”千鳥”が誇らしげに!
珉平焼窯跡(淡陶社)のタイルや陶器は地下1階の収蔵展示コーナーでも観覧できます!!
珉平焼窯跡(淡陶社)のタイルや陶器は地下1階の収蔵展示コーナーでも観覧できます!!
兵庫県立考古博物館の8月のメインホール展示コーナーは篠山市西木之部遺跡の墨書土器です。
是非ご覧ください!!