秋といえば「食欲の秋」、「スポーツの秋」など、いろいろあるけれども、一番は何といっても「特別展の秋」だね。
今年もあります特別展!テーマは「駅家発掘!-播磨から見えた古代日本の交通史-」
駅家は「うまや」と読むんだよ。
何と1,300年も前から日本では道路が整備されていたんだ。道路と言っても車が通る道じゃなくて、その頃は馬が重要な乗り物だったんだ。
都のあった奈良と九州の大宰府のあいだには、山陽道という道があって、その長い道の途中に「駅家」という、馬を乗り換え、乗馬している人が休憩する場所があったんだ。
今なら「道の駅」みたいな感じかな?
それから、勉強したんだけれど、「だざいふ」という言葉には、二通りの漢字の書き方があって、古代の役所や史跡を表すときは「大宰府」、現代の市名や神社の天満宮などは「太宰府」と使い分けているんだって。
考古博物館では開館の時からずっと古代の山陽道を調べてきているので、貴重な資料や発見がいっぱい展示されるよ。
あと、2週間で開会。 お楽しみに!