フランス マルセイユ大学アジア研究所のCHANTAL ZHENG教授が来館されました。
左から当館深井、シャンタル教授、通訳(杉原)、教授のご主人
収蔵展示のタイルもご覧になられました
テーマ展示「交流」の最後にある、西洋とつながる建築文化「タイル」もご覧に
アールヌーヴォー様式の影響は陶磁器のみならず、タイルの文様として淡陶をはじめとする日本の業者が多数生産し、アジア各国に輸出されました。
そのタイルは公共機関や銀行、一般家屋に至るまで多数使用されました。
しかしそれらの建物は次第に解体され、貴重なタイルも失われつつあります。
シャンタル教授も参加する調査プロジェクトチームは各地に残るタイル建造物等を調査し、
価値を見出し、世界遺産登録にむけて、提言したいとのことです。
また貴重な珉平焼窯跡出土の淡陶タイルをはじめ日本に残る当時の遺産などを、
フランスにて展覧会に展示し、講演会も開催する計画とのことです。
当館の遺物がヨーロッパにデビューするかもしれませんね
タイル情報は下記までご連絡を!!
戦前のタイルなど見かけた! 所有しています! などなど
兵庫県立考古博物館
深井明比古
079-437-5589
Akihiko_Fukai@pref.hyogo.lg.jp