いつもの年なら11月の第1土曜日に開催している「大中遺跡まつり」が、今年は1か月前倒しの10月4日(土) に開催されます。 昨年は荒天のため中止となってしまったため、残念な思いをした方も多いかと思います。 今回も【古代体験ブース】には、全国各地の博物館など多くの施設が大集合! 当館も子どもから大人まで楽しめる、いろんな古代体験をご用意しています。 参考に当館関係の古代体験は、 〇 考古博物館 「石斧で丸太を加工するゾー!」 当館で復元した石斧で丸太を加工します。 考古博物館加西分館 古代鏡展示館 「龍の冠つくり」 中国古代鏡をモチーフに、紙で龍の冠を製作します。 〇 ひょうご考古楽俱楽部 「土器製塩体験」 土器にかん水を入れて火にかけ、塩を取り出します。 「ガラス勾玉研磨体験」 ガラスまが玉を研磨して、きれいに磨き上げます。 「自然素材でハンカチ染色」 絹ハンカチを自然の素材で染色します。 「いろいろな木のコマで遊ぼう!」 様々な木製のコマを廻して楽しんでいただきます。 「紙芝居上演」 考古楽倶楽部による 紙芝居を上演します。 〇 兵庫県まちづくり技術センター(発掘調査や当館地階で出土品の整理作業などを行っています。(バックヤード見学ブースから作業の様子が見えるね)) 「大中遺跡AR写真館&ペーパークラフト」 高所撮影ポールに取り付けたカメラを通して、体験者が大中遺跡の中にいる写真を撮影します。また、ペーパークラフトも作製します。 〇 弥生時代の衣装、 貫頭衣(かんとうい)を着て写真を撮ろう ! などなど初めての体験や普段の古代体験からさらにパワーアップしたものまで準備しているのでお楽しみに! それから、既にご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、 あの万博の公式キャラクター「ミャクミャク」も登場するようです。 そのミャクミャクのあまりの人気にショックを受けている約1名(キャラ) そして、すっかりいじけてしまいました・・・ 立ち直ってくれ「ほったん」!! でも、当日までには気分を切り替えて登場してくれると思います。もし出会ったら応援してあげてください! 当日、館内は秋季特別展も含めて無料開放です! 「播磨の考古学-今里幾次の弥生と瓦と駅家研究-」この機会にぜひご覧ください。
当博物館の渡り廊下に、全国の小学生たちが遺跡や出土品などをテーマに作成した壁新聞を展示しています。ご覧になられた方も多いのではないでしょうか。 これはkid's考古学研究所というところが主催している「kid's考古学新聞コンクール」の入賞作品を全国各地の博物館で展示するというイベントです。 令和2年度から始まり、今回の展示で第5回を迎えました。 実は兵庫県立考古博物館での展示は6月29日までの予定でしたが、よりたくさんの方々(特に子供たち)にご覧になっていただきたいということから、展示期間を延長して夏休み期間中の7・8月にも展示をしていました。 この第5回コンクール入賞者の中には、なんと兵庫県内からの応募作品が2点も含まれています。 明石市内の小学生が興味のあるテーマについて掘り下げた内容で、レイアウトや色遣いにも工夫が見られます。 以下にご紹介します。 〔5・6年生の部〕入賞作品 こちらは装飾品に焦点をあてて、縄文・弥生・古墳時代の人々の髪飾りや腕輪などのアクセサリーについて素材や作り方について丁寧に解説してくれています。また、イラストもとっても上手に描かれています。 〔チャレンジ応募の部〕1~4年生 入賞作品 「じょう文人は何をたべていたのか見よう」という副題で、魚や木の実などについて季節ごとにどのようなものが食べられていたのか、一目で分かるよう工夫したレイアウトになっています。4コマ漫画もあって楽しい紙面になっています。 この新聞コンクールの次回の申し込みが始まります! 【第6回 kid's考古学新聞コンクール】 募集チラシ 応募用紙 応募期間は9月1日(月)~30日(火)の一か月です。(郵送またはメール) 小学生の皆さんはぜひ、挑戦してみてください。 渡り廊下の壁新聞も9月末までは引き続き展示していますので、それらを参考に入賞を目指してください!