年末。考古博物館も22日からメンテナンス休館に入りました。 ゆっくり休憩。といきたいところですが、 日頃できない箇所の清掃や点検などのメンテナンスをこの期間に実施します。 こちらは、昨年度の様子です。 入口に並べてある 壺を移動させて裏側まできれいに掃除機で掃除。 ガラスに張ったシールはなかなか手ごわい相手です。 高いところは脚立を利用。 脚立でも届かないところには、こんな秘密兵器「電動昇降機」が登場。 反対に低いところにも。体験展示室のガラスの床下も潜り込んで掃除です。 そして、きれいになった館で新しい年を迎えます。 新年は2日から開館です。この日は恒例の 「考古博 DE お正月 」! 「 古代文字カレンダーづくり」や「おみくじ」 などお正月らしいワークショップで 新春気分を味わっていただきます。 「クイズラリー考古博パワースポット巡り」では、 クイズを解いて、景品としてカプセルトイ(缶バッジ)がもらえます。〈 先着100名〉 そして、今回はさらに考古博で栽培した ❝新米 ❞ のお年玉も。 お楽しみに! 日時 : 令和 8 年 1 月 2 日(金) 13 : 30 ~ 15 : 30 (受付終了) また、加西分館の古代鏡展示館では、「冬季スポット展示」を開催します。 所蔵品の中から令和 8 年の干支である「午・馬」が表された鏡を紹介します。 会 期 令和8年1月4日(日)~3月8日(日) ※1 /10 ㈯~ 12 ㈰の入館者にはもれなく、干支「午」の絵柄の缶 バッジのお年玉があります! 令和8年も考古博物館・加西分館ともどもよろしくお願いいたします。
令和4年から始まった「弥生の御朱印巡り」も当初19 遺跡・20施設だったのが、 今年度には新たに4遺跡・4施設が加わり、合計39 遺跡・42施設となりました。 (東海・九州北部地域で参加数が増えた他、群馬県、石川県の遺跡(施設)が新たに加わることで、連携範囲が拡大しています) ちなみに兵庫県は7施設で全国一位をキープしています。 「弥生の御朱印」を集めながら、全国の個性豊かな弥生時代の遺跡を巡っていただき、教科書では語り尽くせない多様な弥生時代の姿を体感してください。 この御朱印巡りのいいところは、一般のスタンプラリーにあるように、「いくつか集めたから景品をもらえる」といった 物欲に訴えるものではなく、ただひたすら究極の自己満足を追い求めていくところに価値があるのではないでしょうか。(と言いながら、当館は県立ミュージアムスタンプラリーにも参加していますのでこちらも御贔屓に) 「弥生の御朱印巡り」のパンフレットにはその作法(手順)に次のように記されています。 一 野帳、メモ帳などを用意する。 ニ 1か所目の参加施設を訪れ、押印しじっくり遺跡を堪能する。 三 2か所目以降を訪れ御朱印コンプリートの野望を抱く。 そして 四 施設すべてを巡りコンプリート後、友人に弥生時代の素晴らしさを語ります(約2時間) 以上です。ただこのためだけに42施設を巡り歩くのです。 なんという潔さでしょうか。これが本来の日本人のこころではないでしょうか(ただし、友人を失わないようにだけは気を付けてください) そんな御朱印巡りにこのたび、新たなグッズ「御朱印帳&弥生時代主要遺跡マップ」が誕生しました。 この御朱印巡りの企画を始めた、鳥取県の「とっとり弥生の王国推進課」さんが作製されました。 B2版サイズなのでポスターとして飾ることもできますが、表面が❝御朱印スペース❞となっていて区画の仕切内に押印するようになっています。 裏面:弥生時代主要遺跡マップ 表面:御朱印スペース 普段はこのように折り畳めるようになっているので、持ち運びにも便利です。 12月6日(土)から配布を開始しますが、数に限り(先着100名様)があるので、御希望の方はお早めに当館までお越しください。