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古代米栽培プロジェクト 締めくくりの脱穀作業とドローン撮影

 11月末に古代米の脱穀作業をしました。蓮池小学校の児童たちによる6月の田植え、10月の稲刈りに続いて行われた古代米栽培プロジェクトの締めくくりです。脱穀は職員とボランティアで行いました。


 「脱穀」とは稲穂から稲もみを取り出す作業で、今回は干した稲穂を脱穀機に入れて行いました。もみ殻が前面に勢いよく吐き出され、米は脱穀機の後ろ側に設置した袋の中にたまるようになっています。

 10月の稲刈りから約1か月間、稲木で天日干しされた稲穂です。

 晩秋の秋晴れ、条件に恵まれ作業がはかどります。田んぼには脱穀機の音が響いていました。

 脱穀済の藁を運んでいます。刈り取られた稲穂で田んぼの表面がガタガタなので、リヤカーを動かすのは結構力仕事です。

 藁は田んぼの隅に、風で飛ばないように真ん中に木を立てて、その木を挟むようにして円形に積み上げます。藁は燃やして処分します。

 収穫された古代米。1月に蓮池小学校の給食のご飯になります。どんな味がするでしょうか。お楽しみです。

*  *  *  *  *

 この日は博物館に事務所を置く「(公財)兵庫県まちづくり技術センター 埋蔵文化財調査部」の方がドローンで撮影されていました。

 左上に小さくポツンと点のように映っているのがドローンです。

ドローン拡大!

 博物館の田んぼの様子です。ドローンが一般に使えるようになって、発掘現場を上空から写すことが容易になったので、効果絶大とのことです。

 青で囲んだところが考古博物館、赤で囲んだところが田んぼです。緑が多い大中遺跡公園の様子もよくわかります。
 2,000年前の弥生時代に写せば、どんな写真が撮れるのか、想像してみると楽しいですね。

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