みなさんの願いが通じ、本日は晴天です!!!
ボランティアのみなさんと準備を進めてきた「たたら製鉄」が行われました!!
果たして、鉄の塊(ケラ)は出来たのでしょうか・・・??
古代の炉とは違いますが、練炭火鉢を重ねた炉を用意しました。
砂鉄を投入する前に、1時間ほど空焚きをして炉の温度を十分あげます。火力をあげるために電気送風機を使います。
炉に温度計を差込み、温度を計ります。 |
炉の温度が十分に上がったら、いよいよ砂鉄と木炭を交互に投入します。
炉の中の木炭が燃えてかさが減り、炉の上部の木炭がズンと下がった頃合を見計らって、次を投入します。
間隔をおいて砂鉄と木炭を交互に投入すること1時間。いよいよノロ出しです。
高温で溶けた砂鉄の中の不純物が燃え盛る木炭や炉の内側の粘土と反応して、ノロがたまっています。
炉の底近くの穴を塞いだ粘土を外します。 |
炉の温度は、何と1348℃です!! |
さていよいよ、ケラ出しです!!
が、ノロを出した穴が塞がってしまい、炉を上からばらしていきます。
炉をばらし、黒い塊を取り出します!!一度、水で冷やします。
さあ、磁石にくっつくでしょうか?!緊張の一瞬です!!
くっつきました!! |
炭6,800g、砂鉄2,250gを投入し、250gのケラと700gのノロが出来ました!!
本日は、残念ながら少量のケラしかできず、大成功!!とはなりませんでした。たたらは奥深いです。
担当者は「リベンジしたい!!!」と言っています。次に乞うご期待!!
次は、大成功しますように☆
暑い中、たくさんの方が見学に来て下さりました。ありがとうございました。
ボランティアのみなさんもありがとうございました。